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PC3;ハーロ&PC4:セアル
2010-04-05 Mon 01:47
「嗚呼、英雄を継ぐ者よ。竜殺しの名をもつ者よ。
 栄光の道半ばにして死んでしまうとは情けない~♪」
「人を勝手に殺すな!?セアっ?!」

 怒りのあまり無理に体を起こそうとした少年は激痛に呻いた。
 起き上がる事も出来ずに首だけをそちらに向ける。
 どういう訳か彼に付きまとう吟遊詩人は今日もやっぱりにこやかだった。

「いやぁ、多少の偽りはエンターテイメント。
 妖魔の姦計の前に倒れる悲劇の英雄ですよ。うん、素晴らしい」
「かんけい?それってなんだよ……あれ?でも俺生きてるけど?」
「じゃ、死んでください。…いや、冗談。冗談だから殺気向けないで下さいよ。
 その時は天使が空から降りてきて蘇った事にすればいいのです」
「…それ、不敬じゃ…」
「僕は気にしません。まあ君は見た目にそぐわず信仰心高いですし。
 いつかそういう事もありますよ、きっと」

 そう言って笑っている声が徐々に遠くなる。
 仰向けの目に写る空はどこまでも青く遠い。
 死んでしまった両親がその向こうで手をふって…

「おやおや。ハーロさーん。白目向いてどうかしましたかー?」

 反応がなくなった少年の顔の前で手を振ってみる。
 息はしっかりとしている。致命傷もない。
 貧血でも起こして気絶したのだろう。

「気絶しちゃいましたか…ま、いい加減手当てをしてあげますよ。
 未来の英雄候補にさっさと死なれる予定はありませんから」

 手早く処置を済ませ、よっこらしょと抱える。
 ハーロの背は年上の詩人と既に大差がなかった。
 13歳。まだまだ成長期だ。これからもどんどん伸びるだろう。
 既に成長の止まった自分の童顔との差に内心複雑なのは彼には内緒だ。
 立ち去る二人が残したのは、切り殺されたゴブリン達の死体だけだった。



 なお。数日後セアルが《星の道標》亭で歌った内容は
 ハーロがゴブリンロードを倒したという話になっていたが
 勿論誰もその話を信じる者はいなかった…。

************************************

ハーロ

ハーロ     豪傑型

下賎の出   田舎育ち   貧乏
厚き信仰   猪突猛進   利己的
鈍感     好奇心旺盛  過激
楽観的    陽気     派手
粗野

所持スキル:狼躯襲『風鎧う刃金の技』Y2つ様 600SP

顔絵はそらたま。の古森様の作品です。

彼の本名はテンハーロ・グレスといいます。
冒険者だった両親に竜殺しの英雄に因んで名付けられました。
ですが、二人は彼を【星の道標】に預けたまま帰らぬ人になり、
今は宿の雑用やささやかな依頼をこなして生計を立てています。
年齢の割りに親の形見の大剣を軽々振り回せる筋力の持ち主で
宿のベテランからは将来の逸材だと可愛がられています。

名前の出展:竜殺しの墓 ブイヨンスウプ様

セアル

セアル     知将型

都会育ち   貧乏     不心得者
不実     冷静沈着   献身的
穏健     上品     名誉こそ命

所持スキル:笛吹きの歌『希望の都 フォーチュン=ベル』Djinn様 600SP
      癒使の手先『亡き者の伝え』飛魚様 600SP

顔絵はそらたま。の古森様の作品です。

数年前【星の道標】にふらりと現れた吟遊詩人です。
ハーロがちんぴら冒険者と喧嘩して勝利した所、
未来の英雄を鍛えるのだと付き纏うようになりました。
そのおかげで彼は戦闘のある依頼も貰えるようになったのですが、
やたらと話を誇張されてしまうので、辟易もしているようです。
冒険者としては長いようで薬師の心得もあったりする自称永遠の21歳ですが、
16歳くらいにしか見えない童顔を実は結構気にしています。
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